肩こりと手のしびれを両方感じることがあります。【下記表参照】肩こりがあるからしびれを感じているのでしょうか。そうではありません。肩こりは筋肉が緊張してしまうような原因があります。そして、しびれにはしびれが出る原因が有ります。これは分けて考える必要があります。ただし、人の身体はすべて連動し、つながっているのをご存知であるように、一つの症状にとどまる事の方が少ないのです。単に感じているのが肩こりであったり、しびれであったりといった具合です。
肩こりの原因は沢山ありますし、それを一つ一つ解消していく方法しかありません。また、原因をご自身がしっかり理解することが肝心です。理解できたら気をつければよいのですから。しびれに関してはしっかり検査しないとなりません。しびれの原因を探らなければならないです。しびれの原因で気をつけたいのが脳疾患です。脳梗塞、脳出血、脳腫瘍がありますが、急激に半身に症状が出るもの、徐々に思考し行くものもあります。徐々に進行していく場合は腫瘍などの事もありますので注意が必要です。
また比較的多いしびれで両側に出る場合があります。両側に出るしびれは脊髄病変が考えられますので、しっかりメディカルチェックが必要です。肩こりの場合に、筋肉が硬直して神経や血管をすると予測できますが、姿勢や生活習慣で筋肉によって神経や血管が絞扼 されることがあります。この症状はよくある症状で、胸郭出口症候群とよばれています。予後はよく姿勢矯正や弱化筋の強化によって比較的早く治ります。これも肩こりが原因ではなく、肩こりも起きて神経障害や血管障害も出てきたという具合です。
この他に糖尿病や妊娠で起きるしびれ、多発性硬化症、ギランバレー症候群などの難疾患も隠れていることがあります。
| 病気 | 症状 | 原因 |
|---|---|---|
| 脳疾患 | 片側半身に神経症状 | 血管疾患、腫瘍 |
| 多発性硬化症 | 神経障害、運動障害 | 不明 |
| ギラン・バレー症候群 | 両側にしびれ | 感染が原因(?) |
| 脊柱管狭窄症 | 様々な知覚・運動神経症状 | ヘルニア、骨変形、靭帯肥厚 |
| 外傷 | 様々な神経症状 | 主に血腫、骨折による骨片 |
| 脊髄病変 | 両側の神経症状 | ヘルニア、靭帯肥厚、骨変形 |
| 神経根障害 | 片側の神経症状 | ヘルニア、骨変形、腫瘍 |
| 糖尿病 | 抹消の神経症状 | 高血糖による血管破壊、代謝異常 |
| 妊娠 | 手のしびれの症状 | 液体滞留 |
| 胸郭出口症候群 | 手や腕のはっきりとしないしびれ | 筋肉で神経の絞扼 |
| 肘部管症候群 | 手の母指側のしびれ | 肘で正中神経を圧迫 |
| 前骨間症候群 | 手の母指側のしびれ | 前骨間筋で正中神経を圧迫 |
| 手根管症候群 | 母指側のしびれ | 手根骨で正中神経を圧迫 |
| ギヨン管症候群 | 手の尺側のしびれ | ギヨン管で尺骨神経の圧迫 |
| ビタミン不足 | 手のしびれの症状 | 神経の代謝異常 |
| その他 | 手のしびれの症状 | それぞれの原因 |
※注記
しびれの症状は必ずメディカルチェックを受けるようにしましょう。原因の究明は早く的確な治療を開始するためにも大変重要です。
