手のしびれは、様々な病気の一症状に過ぎませんが、原因を追及することがとても大切です。場合によっては、命にかかわる病気が隠れている事が有るからです。ますは医療検査(メディカルチェック)を行います。

ここで脳疾患をしっかりと除外しなければなりません。脳疾患は脳梗塞や脳出血や脳腫瘍などがあります。脳梗塞の症状は、ほとんどが片側の半身に知覚異常や運動異常が出てきます。したがって、手のしびれのみが出てくることは、比較的稀だと考えられています。また、脳出血のしびれの場合も同様です。ただし、徐々に出血が起こっている場合は、自覚症状がはっきりしません。(頭痛を伴う場合は、すぐにメディカルチェックが必要です)ので、しびれの自覚症状が現れた場合は、必ず医療検査を実施して脳血管疾患がないことを確かめなければなりません。また、比較的緩徐に進行していくしびれの中に脳腫瘍があります。脳腫瘍も画像診断によって検査が出来ますので、しびれの自覚症状が出てきた場合は、しっかりMRI等の検査を受けるようにすることが大切です。
脳疾患のほかに気を付けたいのが脳以外の腫瘍です。脊髄神経を直接圧迫している腫瘍や神経根障害となりうる腫瘍まであり、腫瘍の場所によってしびれの出方が異なってきます。腫瘍が見つかれば、これに対しての治療が優先されます。いずれも病院治療となりますので、病院で検査をします。
腫瘍以外にも両側の手にしびれが出てくることがあります。両側のしびれは脊髄病変やニューロパチーや髄膜炎などが考えられます。脊髄病変は進行しますと上位ニューロン障害に進行することがあり、痙性麻痺・病理反射陽性・肛門括約筋の制御不能等の症状が出てきます。髄膜炎は感染症ですので感染に対する薬物療法が重要です。このような脊髄の圧迫は気をつけなければなりません。このほかにも多発性硬化症やビタミン不足やその他の疾患でもしびれの自覚症状が出てくることがありますので、これらを鑑別することは早く的確な治療を開始して早く治癒するためにも重要な要素の一つとなっています。
※手のしびれはしっかりと鑑別診断をすることで重要な病気を探すことが比較的用意です。病気が見つかればその病気を治すべく最新の治療または伝統医療によって、完治に向かって歩めばいいのです。そのためにもメデイカルチェック(病院でのしびれの診断)は最初のチェックポイントとして重要です。
